八生会とは

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設立の趣意

栗野榮太郎
社会福祉法人八生会 創始者
栗野榮太郎 (1900-1989)

社会福祉法人八生会を設立した1984年当時は、高齢化社会の到来によって寝たきりや 認知症等で常時介護を必要とするお年寄りの数が急激に増えつつあるときでした。しかもその傾向は、今後ますます強まるだろうことは、容易に予想できました。

しかし、その当時はこうしたお年寄りの方々が入所できる施設が不足していて、 今日のような法的・社会的な制度も未整備でした。にもかかわらず、家庭の事情や 経済的な理由から施設での生活を希望する方は大勢いて、入所できる時を一日千秋の思いで待ち望んでいます。

この様な状況を目の当たりにして、創設者栗野榮太郎氏は特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)の建設を発願、私財(土地・資金)を基本財産として、施設 建設のために奔走しました。
また、栗野氏は仏教の篤信家でもあったことから、本尊として観音大士の慈悲を広く行き渡らせたいとの願いもありました。浜松東部地区住民や民生委員、社会福祉に携わる関係者の方々からの強い後押しも あって、昭和59年に社会福祉法人八生会を設立し、介護老人福祉施設一空園の開設・事業運営を始めました。

老人福祉対策や地域社会の福祉増進に少しでも寄与したいという栗野氏の願いは、八生会の原点として、また今後の活動の指針として 息づいています。

名前の由来

創設者、栗野榮太郎氏は仏教信者であった。社会福祉事業創設にあたり、事業実現の為に仏教実践終業の八正道に求めたことに由来する。

【八正道】1.正見  「せいけん」(物事を正しく見ること)2.正思惟 「せいしい」 (物事を考えるとき、邪心を捨て道理をわきまえ熟慮断行すること)3.正語 「せいご」(正見と正思により、悪い言葉又はあざむく言葉を言わないこと) 4.正業 「せいぎょう」(単に口先にとどまらず日々の実践行動は人が見ていようといないとにかかわらず正しい行動をとること)5.正命 「せいみょう」(信仰生活により、日々良い果報を受ける善行を積みかさねる生活をすること)6.正精進 「せいしょうじん」 (自らを戒め、心を静め、すばらしい知恵がわきでるような修行にはげむこと)7.正念 「せいねん」(悪い心をすてさり、我欲をすて、物事を公平に見て、自己完成へ努力を忘れないこと)8.正定 「せいじょう」(常に心身の環境を整え、物に動じない心を養い、無差別平等に誰とでも仏の慈悲をほどこすことが出来るよう安定したこころでいること)

この教えを基本として、七転八起の教えも含んでいる。

人生は苦難の道であるが、七たび転ぶとも八たび起き上がる強い信念と努力することも教えている。
また、七たび死すとも八たび生まれ変わるとの言葉もあり、老人達に長寿を願う意味から「八生」と名付けた。
「八生」の語源も末広がりで将来に渡り、発展するという縁起の良い事を意味している。